産業振興株式会社

鉄スクラップについて

鉄スクラップは国内最大級の資源

平成21年度では、国内粗鋼生産量9649万トンの30%以上がスクラップを原料とし、鉄鋼原料として3323万トンが使われました。国内鉄鋼備蓄量は現在約14億トンであり、安定的な供給がこれからも可能です。
備蓄量の2~3%が鉄スクラップとして発生するとされ、日本では供給が需要を上回り、一部は輸出されています。

鉄スクラップのプロセス

収集
スクラップ発生 購入/収集

スクラップ発生 購入/収集

加工
選別 ギロチンシャー切断

選別 ギロチンシャー切断

納入
高炉メーカー 電炉メーカー

高炉メーカー 電炉メーカー
 

仕入れ

リフティング・マグネットによる荷卸と選別を行っています。

加工

ギロチンシャーにより、インサイズ(炉前サイズ)に切断加工しています。

販売

選別されたスクラップを高炉・電炉メーカーへお送りしています。

鉄スクラップとリサイクル

私たちの周りには建物や自動車、機械、飲料缶、そのほかたくさんの鉄鋼製品があります。これら鉄鋼製品が役割を終え、使用済みとなることで鉄スクラップになります。
この鉄スクラップは回収、加工され、製鋼メーカーへ原料として納入されます。
私たち産業振興株式会社は、回収から加工、納入まで鉄スクラップ事業に取り組んでいます。

スクラップ発生
スクラップ発生
シャー(ギロ)切断
シャー(ギロ)切断
納入
納入

鉄スクラップはリサイクルの優等生

鉄スクラップは長きに渡って使用されており、様々な技術や回収システムが確立されています。
90%を超える鉄スクラップが回収され、何度でも新しい鉄鋼製品に生まれ変わります。
リサイクル性に優れた鉄スクラップは循環型社会の構築に貢献しています。

品 目 リサイクル率
自動車 約75%(うちマテリアルリサイクル50%~55%)
スチール缶 約89%
アルミ缶 約92%
ガラスびん 約91%
ペットボトル 約66%
発泡スチロール(EPS) 約71%
プラスチック 約62%(うちマテリアルリサイクル18%)
古紙 約60%
家電4品目 約66~84%

環境保全に貢献

鉄鋼原料として鉄スクラップを使用する場合、鉄鉱石を原料とする場合と比べて、使用エネルギーやCO2は排出の大幅な削減を実現します。
CO2排出量で75%の削減になるとされています。

鉄鋼業における地球温暖化防止への動き

○京都議定書(1997年)
2008年から2012年までの第一約束期間にCO2、メタンなど地球温暖化ガスを1990年の水準から6%削減を目指す。

○鉄鋼業の自主計画(1996年)
鉄鋼業全体で2010年度に90年度比10%削減し、追加的取組みとして廃プラスチックの有効活用で1.5%(合計11.5%)上乗せ削減を目指す。

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